【文系・非エンジニアでもOK】ITパスポート 合格体験記

この投稿には、プロモーションが含まれている場合があります。

ようこそ♪ささぽんの学びの記録へ。

今回はいつものExcelマクロ解説からは少し離れて、
文系会社員の私が、ITパスポートに一発合格した体験談
をお届けします!

私は普段、Excelで業務効率化をサポートするマクロツールを作ったり、
「マクロって楽しい!」をテーマに情報発信をしているのですが、
実は以前、国家資格『ITパスポート試験』に合格したことがあります。

  • 文系出身・非エンジニア
  • IT知識は業務で少し触れる程度
  • フルタイム勤務の社会人

そんな私でも一発合格できた実体験をもとに、
使った教材や勉強の工夫、試験当日の様子をリアルにお届けします!

ささぽん

この記事は以下のような方におすすめです!
・ITパスポートに興味がある方
・ITスキルを身につけたい方
・社会人からのスキルアップを考えている方

「これなら自分も挑戦できそう!」と思っていただいて、
スキルアップするきっかけになれば嬉しいです♪

かやのき先生のITパスポート教室 イメージ&クレバー方式でよくわかる 令和07年[本/雑誌] / 栢木厚/著価格:1760円
(2025/5/18 19:41時点)
感想(0件)
【令和7年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 (絶対合格の教科書シリーズ) [ 高橋 京介 ]価格:1793円
(2025/5/18 19:42時点)
感想(15件)

目次

1. ITパスポート試験とは?

■ITパスポート試験とその実施機関について

■試験形式(2025年5月時点)

■出題範囲(2025年5月時点)

2. 私がITパスポートに挑戦した理由

■職場の環境と友人からの影響

■社会人向けの入門資格として程よい難易度であった

3.忙しい社会人でもできたITパスポート勉強法

■読書感覚で学べたおすすめの1冊

■参考書の読み進め方と読み切るコツ

■アプリと無料教材で知識を定着

■私の勉強方法のご紹介

4. 試験当日の振り返りと実感したこと

■試験会場が大きい場合は余裕を持って到着を

■iパスではイチオシ!読書感覚の勉強法

5.まとめ:ITパスポートを受験して

■社会人の基礎スキルが身につく

■ハードルが高すぎない国家資格

■気になった今がはじめどき

1. ITパスポート試験とは?

■ITパスポート試験とその実施機関について

ITパスポート試験(通称:iパス)は、
ITを利活用するすべての社会人」や「これから社会人となる学生」に向けた国家資格です。

実施しているのは日本のデジタル化を推進する公的機関である、
IPA(情報処理推進機構)」という機関です。

IPAは「安全で信頼できるIT社会を実現」するために様々な施策を打っており、
今回紹介しているITパスポート試験についても、IT人材を育成することを狙いとした資格と言えるでしょう。

試験ではITに関する基本的な知識だけでなく、
経営やマネジメント、情報セキュリティなど、現代のビジネスに欠かせない幅広い知識が問われます。

「エンジニアじゃないけど、ITのこともわかっていたい」
「社会人になる前に何かスキルを身につけておきたい」
そんな方にぴったりの資格です!

■試験形式(2025年5月時点)

試験形式:CBT

全国の会場を予約してパソコンで受験する形式です。
決まった試験日などはなく自分の都合に合わせて予約ができるので、気軽に受けられます!

試験時間:120分

出題形式:四肢択一

出題数:100問

合格基準:

  • 600点以上/1000点満点
  • ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野で
    各300点以上/1000点満点

つまり、全体の6割を取るだけでなく、各分野でのバランスも大切です。

「この分野は捨てよう」という勉強法ではなく、満遍なく勉強することが合格への近道です!

■出題範囲(2025年5月時点)

IT分野は、生成AIやIoTの進化などに代表されるように、非常に流動的です。

そのためITパスポート試験も、時代に合わせて出題範囲(シラバス)が定期的に改訂されています。

最近ではAI・データ活用・サイバーリスクなども新たに範囲に含まれており、
最新のビジネストピックをしっかり押さえることが求められています。

最新の出題範囲の確認はIPAの公式HPで必ず行うようにしましょう!

【出題分野一覧(2025年5月時点)】

  • ストラテジ系
    企業と法務/経営戦略/システム戦略
  • マネジメント系
    開発技術/プロジェクトマネジメント/サービスマネジメント
  • テクノロジ系
    基礎理論/コンピュータシステム/技術要素

個人的な印象としては、テクノロジ系がいわゆる「ITらしい」分野で、
ストラテジ系とマネジメント系は、企業全体に共通する知識が中心だと感じました。

2. 私がITパスポートに挑戦した理由

■職場の環境と友人からの影響

ITパスポートを受けようと思ったきっかけは、
勤務先で推奨資格として指定されていたことでした。

私の勤務先はIT企業ではなく金融系の企業ですが、
それでも推奨されるということは、ITパスポートが業界を問わず役立つ、
汎用的で実務的な資格だということを意味していると感じました。

社内でも取得済の方が多く、他業界で働く友人からも「受かった」といった声を聞くようになり、
自然と「自分も受けてみようかな」と思うようになっていきました。

■社会人向けの入門資格として程よい難易度であった

ITパスポートについて少し調べてみると、
社会人でも取り組みやすい条件が揃っていることが分かりました。

  • 合格率は50〜60%前後と、極端に難しすぎない
  • 勉強期間の目安は1〜2ヶ月ほど
  • CBT方式で、日程も会場も自分で選べる柔軟さ

「難関資格」というわけではないですが、
しっかり知識を身につければ十分に合格を狙える試験です。

しかも、勉強した内容は日々の業務に活かすことができます!

そのバランスの良さが、「スキルアップを目指したい」と思っていた当時の私にはぴったりでした。

ただし、決して楽して受かるような試験ではありません。

内容は広く、参考書も読み応えがあるので、
しっかり準備して臨みましょう

3.忙しい社会人でもできたITパスポート勉強法

■読書感覚で学べたおすすめの1冊

私がITパスポートの勉強で使ったのは、
かやのき先生のITパスポート教室』という参考書でした。

図や例え話が多く、IT用語に慣れていなかった文系の私でも
読書感覚で読み進めることができました。

試験勉強となると、つい「覚えること」が目的になってしまいがちですが、
覚えることではなく理解すること、読むことを純粋に楽しめたのはこの本のおかげです。

令和7年度版もあるので、興味があれば以下からご確認ください♪

かやのき先生のITパスポート教室 イメージ&クレバー方式でよくわかる 令和07年[本/雑誌] / 栢木厚/著価格:1760円
(2025/5/18 19:41時点)

■参考書の読み進め方と読み切るコツ

紹介した参考書は、平日の通勤時間昼休みを中心に読み進めていました。

行き帰りの電車で1時間、昼休みに30分くらいは時間が取れたので、
月20日働いていれば、それだけで約30時間は確保できます!

(とはいえ、リモートワークだったり、昼休みを同僚と過ごしたりで、実際はもっと少なかったと思います。)

1時間半あれば、5〜7セクションくらいは読み進められたので、
1ヶ月ちょっとで1周読了できました!

休日も読むことはありましたが、時間を決めたりはしていません。
「気が向いたときに読もう」くらいの心構えでした。

また、読んでいる中で難しい部分もありましたが
「同じ文章を2回読んでも分からなければ飛ばす」と決めていたため、
挫折することなく最後まで読み進めることが出来たと思います。

完璧を目指さず楽しく読み進めることが、ITパスポートの勉強を続けるコツですね!

■アプリと無料教材で知識を定着

本で全体像を掴んだあとは、アプリや無料のWeb教材で軽く復習をしていました。

一番よく使っていたのは、「ITパスポート 全問解説」というアプリです。
一問一答形式で、5~10分のスキマ時間でも気軽に取り組めたのが良い点でした。

また、問題が単元で分かれているので、解きたい単元の問題にすぐアクセスできたのも便利です!

私は実際には使っていませんが、以下の教材も良さそうと感じています:

どれも無料で使えるので、自分に合ったツールで問題演習をしてみましょう♪

■私の勉強方法のご紹介

今までご紹介した教材を使って、私は次のような手順で勉強を進めていました:

  1. 本をざっと一読する
  2. アプリで問題を解く
  3. 間違えたところだけもう一度本で復習

「試験対策しなきゃ!」と気合いを入れるというよりも、
日常の中に組み込むような感覚でマイペースに取り組んでいました。

ネット上では、いろんな教材や参考書・問題集がオススメされていますが、
私の場合は、参考書1冊+軽い問題演習というシンプルな勉強スタイルを確立できたのが合格に繋がったと思っています!

4. 試験当日の振り返りと実感したこと

■試験会場が大きい場合は余裕を持って到着を

私が試験を受けたのは、規模が大きめのテストセンターでした。

ITパスポート以外の試験の受験者もいたため、受付に列ができており手続きに時間がかかったことを覚えています。

当日はかなり時間に余裕を持って着いていたので大丈夫でしたが、
試験前に焦らないためにも直前の到着は避けた方が良いでしょう。

試験はCBT方式なので、受付完了後にロッカーに全て荷物を預けてから受験します。
試験中は周りの人が気になるようなこともなく、集中して取り組める環境でした!

■iパスではイチオシ!読書感覚の勉強法

事前に参考書を2周読んでいたおかげで、試験当日はリラックスした気持ちで臨めました!

分からない問題は一度飛ばして後で戻る
というルールで取り組んでいたので、残りの時間に焦ることなく解き進められました。

見直しの時間も十分に確保したうえで、試験時間は40分〜1時間ほど余ったと記憶しています、

試験後に表示されたスコアを見ると、各単元でバランスよく得点できており、
読書感覚で広く勉強していたことがしっかり成果につながっていたと感じました。

実際に受験してみて改めて感じたのは、ITパスポートは「わからない部分をゼロにする」より、
「まずは全体をざっくり把握して、少しずつ理解を深めていく」勉強法が向いていると試験だということです。

特定の分野を深掘りするよりも、読書感覚で全体を2〜3回繰り返して
「これ見たことある!」を増やしていくほうが、合格への近道になると感じました!

5.まとめ:ITパスポートを受験して

■社会人の基礎スキルが身につく

ITパスポートの勉強を通して感じたのは、IT知識だけでなく「社会人の基礎スキル」も身につく資格だということです。

たとえば、OJTやプロジェクトマネジメント、セキュリティや企業戦略など、
ITに限らず、どんな仕事にも役立つ知識がバランスよく学べます。

特にこれから社会人になる学生さんや、社会人になったばかりの20代の方には特におすすめの資格だと感じました!

■ハードルが高すぎない国家資格

ITパスポートは、決して楽して取れる資格ではありませんが、
お伝えしてきたように読書感覚で学べるため、フルタイムで働く社会人でも無理なく合格を目指すことができます。

  • 合格率は約50%前後
  • CBT形式で好きな時に好きな場所で受験できる
  • 勉強期間の目安は1〜2ヶ月

こうした条件からみても、スキルを証明できる資格にチャレンジしたい方のはじめの一歩としてちょうど良い試験です!

■気になった今がはじめどき

もしこの記事を読んで、「ちょっと気になるかも」と思っていただけたなら、ぜひ書店で参考書を手に取ってみてください!
この記事が、ITパスポートに興味を持っている方の背中をそっと押すきっかけになれば嬉しいです。

また、ITパスポートに合格して「もう少し深く学んでみたいな」と感じた方は、
次のステップとして「基本情報技術者試験」に挑戦してみるのもおすすめです!

私自身も、ITパスポート合格後に基本情報にチャレンジしましたが、
試験範囲の一部が共通しており、無理なく一歩上の知識に触れられるちょうどいいステップアップだと感じました。

そのときの体験談も別記事でまとめていますので、あわせてご覧ください♪

このブログでは引き続きExcelマクロの基礎から応用まで、「マクロって楽しい!」をテーマに発信していきます。

自分のペースで少しずつステップを進めていきたい方の参考になれば嬉しいです!

\ Excelマクロ制作も承っています /

各種クラウドソーシングサイトにて業務効率化ツールの作成・カスタマイズを承っております。
ご相談・お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にご覧ください!

見積もり無料!超効率化!Excelマクロ開発します ルーティンワークの煩わしさに悩んでいる方へ