数字の見える化で管理を楽に!「Excel売上管理ダッシュボード」紹介

この記事はアフィリエイト広告を利用しています。
数字の見える化で管理を楽に!「Excel売上管理ダッシュボード」紹介

ようこそ♪ささぽんのツール集へ。

今回は、「Excel売上管理ダッシュボード」をご紹介します!

このツールは、売上データをまとめてグラフ化し、数字の推移を一目で見える化できるExcelツールです。

更新作業もマクロで効率化されているので、定例の集計作業や報告資料作りが楽になること間違いありません。

多くの方に使っていただけるよう改良し、今後販売する予定もありますのでぜひその紹介記事として読んでみてください!

ささぽん

この記事は以下のような方におすすめです!
・売上データを手軽にまとめたい方
・グラフで数字をわかりやすく報告したい方

・Excelで効率的に売上管理をしたい方

この「ツール集」シリーズでは、これまでに開発してきた便利なVBAツールたちを、少しずつご紹介していきます。
自分自身の業務のために作ったものから、ご依頼で作成したツールまで、実際に使えるものばかりです!

「どんなことができるの?」「この処理、どう組めばいいの?」
という疑問を、実例を通じて解決していくことが目標です♪

マクロの活用イメージを広げながら、便利な仕組みを一緒に学び、作っていきましょう

目次

1.「Excel売上管理ダッシュボード」ってどんなツール?

■ツールのシート構成

■自動化している仕組み

■操作パネルとフィルターの役割

■他の売上管理表との違い

2.ダッシュボードで見られる主な指標

■日別の売上推移と伸び率

■店舗・担当者別の売上比較

■商品別の構成比と売上分析

■売れ筋Top5ランキング

3.ツールの使い方4ステップ

■STEP1:元データを「データ」シートに貼り付ける

■STEP2:「ダッシュボード」シートの更新ボタンをクリック

■STEP3:フィルターで条件を絞り込む

■STEP4:必要なグラフを報告資料に活用

4.ツールのここが便利!おすすめポイント&活用例

■30分程度の集計作業を短縮!

■分析に迷わない

■他のデータ分析に応用できる

5.使っているVBAコードの紹介

■更新ボタンの処理の流れ

■ピボット更新のVBAコード紹介

6.まとめ

■自分だけのダッシュボードで業務効率化

■汎用版ダッシュボードツール開発中!

1.「Excel売上管理ダッシュボード」ってどんなツール?

毎月の売上データをまとめたり、グラフにしたりする作業って、思った以上に時間がかかりますよね。

この 「Excel売上管理ダッシュボード」 は、そんな面倒作業を一気に楽にしてくれるツールです!

売上の推移や店舗ごとの比較など、知りたい数字をすぐに見える化できるので、報告資料づくりや分析がとても楽になります。

売上管理ダッシュボード画面
実際のダッシュボードイメージ

■ツールのシート構成

このツールはとてもシンプルで、使うシートは 「データシート」と「ダッシュボードシート」 の2つだけです。

  • データシート:
    売上の元データを貼り付けるだけのシートです。
    項目や列構造を揃えておけば、面倒な加工は不要です!
  • ダッシュボードシート:
    更新ボタンをクリックすると、グラフや集計表が最新の状態に切り替わります。
    売上推移や担当者別の比較、商品別の構成比など、分析に必要な数字が一目で確認できます。

売上の元データを「データシート」に貼り付けたら、あとはダッシュボードシートの更新ボタンをクリックするだけ

自動で集計が行われて、見やすいグラフや指標が最新の状態に切り替わります。

データを貼り直して更新すれば、何度でも新しい売上データに対応できるので、毎月の報告や社内共有にとても便利です。

複雑な操作は一切なく、Excelが苦手な方でもすぐに扱える設計にしています!

■自動化している仕組み

このツールでは、売上データを貼り付けた後に 「更新ボタン」 を押すだけで、集計とグラフの更新が自動で行われます。

面倒な数式の設定やピボットテーブルの手直しは一切不要です。

更新ボタンを押すと、内部のマクロがデータを最新の状態に読み込み、必要な集計を計算してダッシュボードに反映します。

店舗ごとの売上比較や商品のランキングも、ボタン一つで最新情報に切り替わるので、毎回手作業でグラフを作り直す必要がありません。

ピボットテーブル自体の更新は手作業でもそれほど難しくありませんが、実際には操作を知らない方も多く、引き継ぎのたびに説明が必要になるのが現場の悩みです。

このツールなら、ボタンを押すだけのシンプル設計なので、誰でも迷わず使えて、引き継ぎの手間もゼロになります!

「いつも同じ作業に時間がかかる…」を解決する、痒いところに手が届くツールです。

■操作パネルとフィルタの役割

ダッシュボードシートには、売上データをいろんな条件で切り替えて見られる操作パネルとフィルターを用意しています。

例えば、店舗別や担当者別、商品カテゴリーごとなど、知りたい条件を選ぶだけで、グラフや数値がすぐに更新されます。

画像のように、パネルで選択して切り替えられるので、難しい操作は一切ありません。

操作パネルとフィルタ

毎回フィルターを手動で設定したり、別の表を作ったりする必要がなくなるので、作業時間を大幅に短縮できます。

誰が使っても同じデータの切り口で分析できるので、報告内容のズレや見落としも防げるのがポイントです。

会議中に「この条件だとどうなるの?」と指摘をされても、その場でパッと切り替えて回答することができます!

■他の売上管理表との違い

売上管理のExcelファイルは、インターネット上にもたくさんあると思いますが、このツールは「引き継ぎ不要」「誰が使っても同じ結果が出る」という点にこだわって作りました。

よくある管理表では、ピボットテーブルを手動で更新したり、グラフを毎回作り直したりする必要があります。
それだと操作に慣れた人なら簡単でも、引き継ぎのたびに説明が必要だったり、使う人によって集計のやり方がバラバラになったりしてしまいます。

このダッシュボードなら、元データを貼って更新ボタンを押すだけで大丈夫です。
どの項目をどう分析するかも最初から決まっているので、視点に迷わず、報告資料もすぐに仕上げられます。

また、毎回同じ観点からの報告になるので、月毎に正確に比較ができて状況の変化に気づきやすいのも売上の管理としては嬉しいですね。

2. ダッシュボードで見られる主な指標

どんなに便利な仕組みでも、見たい数字がすぐに見られないと意味がありませんよね。
このダッシュボードでは、売上分析に必要な指標を一画面で確認できます。

この章では、実際に見られる主な指標を紹介します!

■日別の売上推移と伸び率

毎日の売上金額や販売個数の動きを、棒グラフや折れ線グラフで一目で確認できます。

例えば、「先週と比べて売上が伸びているか」「曜日による波があるか」などの傾向を、感覚ではなくグラフ(数字)で把握できるのが大きなポイントです。

売上のトレンドを数字とグラフで把握できるので、報告資料づくりや定例会議の準備に便利です。

■店舗・担当者別の売上比較

複数の店舗を運営していたり、複数の担当者がいたりする場合、「どこが調子がいいのか」「誰の成績が伸びているのか」を比較するのは意外と大変ですよね。

このダッシュボードでは、店舗ごと・担当者ごとの売上を棒グラフで並べて比較できます。
フィルターで対象を切り替えれば、特定の店舗だけを絞り込んだり、月ごとの変化を確認したりすることも簡単です。

誰でも同じ条件でデータを見られるので、報告のブレがなくなり、チームで共有するときも「数字の根拠」がすぐに示せます!

担当者の成績を可視化することで、使い方次第でモチベーションアップにもつながりますね。

■商品別の構成比と売上分析

売上の全体像を把握するには、「どの商品がどれくらい売れているのか」を知ることが大切です。

このダッシュボードでは、商品カテゴリーごとの構成比を円グラフで表示しているので、どの商品やコースが売上の中心なのかが一目でわかります。

さらに、カテゴリー別の比較だけでなく、期間を絞って「特定の月はどの商品がよく売れたか」も確認できます。
フィルターを組み合わせれば、店舗別や担当者別に商品構成を見比べることも可能です。

数字だけの集計表では見逃しがちな傾向も、グラフで見える化することで発見しやすくなり、次の販促計画や品揃えの見直しにも役立ちます!

■売れ筋Top5ランキング

「今、一番売れている商品はどれ?」
そんな疑問にすぐ答えられるのが、この売れ筋ランキングです!

ダッシュボードには、最新データをもとに自動で集計した 人気商品Top5が表示されます。

手動でデータを並べ替えたり、ランキング表を作り直す必要はありません。

元データを更新してボタンを押すだけでランキングも含めて更新されるので、すぐに最新情報を把握できます。

売れ筋をチェックしておけば、在庫管理や追加発注のタイミングも見極めやすくなります。

また、どの商品を中心にプロモーションするかの判断材料としても活用できます!

3.ツールの使い方4ステップ

ここでは、誰でも迷わず操作できるように、使い方を4ステップで紹介します!

■STEP1:元データを「データ」シートに貼り付ける

まずは、売上データを用意して 「データ」シートに貼り付けます。
元データの形式は、商品名や店舗名、販売数、売上金額など、あらかじめ決められた列構造に合わせるだけなので難しくありません。

データが増えた場合も、最後の行以降に付け足しするだけです。
手動で計算式を入れたり、グラフを1つずつ作ったりする必要はないので非常に簡単です。

■STEP2:「ダッシュボード」シートの更新ボタンをクリック

元データを貼り付けたら、次は 「ダッシュボードシート」 に切り替えて、画面上にある 「更新ボタン」 をクリックします。
これだけで、内部のマクロが動き、データの集計とグラフの再描画が完了します。

更新が終わると、売上推移グラフや担当者別の比較表、人気商品のランキングなど、すべての情報が最新データに合わせて自動で切り替わります。

自分でピボットテーブルを手動更新したり、グラフを作り直したりする必要は一切ありません。

更新ボタンを押すだけのシンプル操作なので、Excel初心者の方でも安心!
もし操作を引き継ぐ場合でも、マニュアルいらずで誰でも同じ手順で使えるのが大きなメリットです。

一度設定してしまえば、毎月の売上データを貼り替えてボタンを押すだけで、面倒な集計作業から解放されます!

■STEP3:フィルターで条件を絞り込む

更新が終わったら、あとは操作パネルのフィルターを使って、見たい条件に合わせてグラフを切り替えましょう。

ダッシュボードには、日別・店舗別・商品カテゴリー別など、よく使う絞り込み項目をあらかじめ用意しています。

例えば、「特定の店舗だけの売上を確認したい」「商品別で売上を比較したい」と思ったときも、パネルを選択するだけで、グラフと数値が自動で切り替わります。
複雑な設定や関数の修正は一切不要です。

このフィルター機能を活用すれば、会議中に「この条件でも見せて!」と言われても、その場ですぐに条件を変えて最新データを表示できます

誰が操作しても同じ結果が出せるので、データの見落としや報告ミスを防げるのも安心ポイントです。

STEP4:必要なグラフを報告資料に活用

最後のステップは、更新されたグラフをそのまま報告資料に活用するだけです!

ダッシュボードには、売上推移グラフや担当者別比較、人気ランキングなど、報告に使えるグラフが揃っています。

必要なグラフを右クリックでコピーして、PowerPointやWordに貼り付ければ、見栄えの良い報告資料があっという間に完成します。

グラフを1から作る必要も、色やレイアウトを毎回整える必要もありません。
一度フォーマットを作っておけば、毎月の資料作りがほぼコピペで完了!

作業時間の短縮だけでなく、資料の品質を一定に保てるのも、このツールの大きな強みです。

4. ツールのここが便利!おすすめポイント&活用例 

このツールの一番の魅力は、「誰でも同じ手順で、いつでも正確な数字を見える化できる」ことです。

作業時間を減らしながら、チーム内の情報共有や報告資料づくりも楽になります!

ここでは、ツールの便利ポイントと活用シーンをまとめてご紹介します。

■30分程度の集計作業を短縮!

売上データをまとめてグラフにする作業は、意外と時間がかかりますよね。

このダッシュボードを使えば、元データを貼って更新ボタンを押すだけなので、グラフ作成や表の手直しが不要になり、毎回の集計作業にかかっていた時間を大幅にカットできます。

作業時間が短縮されるだけでなく、手作業による集計ミスも防げるので、「計算がずれていてやり直し…」なんてこともなくなるのです。

浮いた時間は、数字の分析や次の施策を考える時間に使えるので、集計作業に追われていた毎月・毎週のストレスを減らせます。

■分析観点に悩まない

「どのグラフを作ればいいのか」「どの切り口で分析すればいいのか」
売上データを前にすると、毎回悩んでしまうという方も多いですよね。

このダッシュボードでは、日別推移、店舗別比較、商品別構成、売れ筋ランキングなど、売上分析に必要な視点を最初から組み込んでいます

どこを見ればいいか迷わずに、知りたい数字をすぐに確認できるのが大きなポイントです。

担当者が変わっても、誰でも同じ目線でデータをチェックできるので、報告内容にズレが生まれず、チームでの情報共有もスムーズになります。

「どのグラフを作ればいいか」で悩む時間をゼロにできるのが嬉しいですね!

■他のデータ分析に応用できる

このダッシュボードは、売上管理だけに留まらず、「データシートを差し替えるだけ」で、他のKPIや数値分析にも応用できます。

例えば、アクセス数の推移を管理したり、顧客別の購買状況をまとめたりと、集計の考え方は同じなので、扱うデータを変えればさまざまなシーンで活用可能です。

Excelの基本機能とマクロで動いているので、自分用に項目を追加したり、グラフを増やしたりと、カスタマイズしやすいのも特徴です。

「売上管理に慣れたら、他の分析もこれでやってみよう!」と使い道を広げることができます。

5. 使っているVBAコードの紹介

この売上管理ダッシュボードは、更新ボタンを押すだけで、ピボットテーブルを最新の状態に切り替えるマクロが動いています。

ここでは、このツールで使っているVBAコードの一部をご紹介します!

■︎更新ボタンの処理の流れ

更新ボタンをクリックすると、まずはデータシートに貼り付けた最新の売上情報を読み込み、ピボットテーブルのデータ範囲を自動で切り替えます。

この処理のおかげで、手作業で「データ範囲を選び直す」「ピボットを一つずつ更新する」といった面倒な作業をしなくても済みます。

特に複数のピボットテーブルを使っている場合、手作業で更新をすると一つでも更新漏れがあると集計結果にズレが出てしまいます。

マクロを使えばボタン一つで全て一括更新できるので、ミスを防ぎながら作業時間を短縮できるのが大きなメリットです!

■ピボット更新のVBAコード紹介

ここでは、更新ボタンを押したときに実際に動いている「ピボットテーブルの範囲を最新データに切り替えてから、内容を更新する部分」 を紹介します。

' シート内のすべてのピボットテーブルを順番に更新
For Each pt In ws.PivotTables
    Set ptCache = wb.PivotCaches.Create( _
        SourceType:=xlDatabase, _
        SourceData:=dataRng)

    pt.ChangePivotCache ptCache
    pt.RefreshTable
Next pt

このコードでは、まず dataRng という変数に「データシートの最新の範囲(A1から最終行・最終列まで)」を予め格納しています。

格納したデータを元にピボットテーブルを作成したいので、「SourceData」の部分に用意していたdataRngを指定し、最新の元データ範囲を反映しています。

続いて、データキャッシュの更新を行う処理です。ピボットテーブルは、実は元データを直接見ているのではなく、一度「データキャッシュ」という一時的な箱にコピーして、そこから集計を計算しています。

せっかく元データの範囲を更新したのに、前のデータがコピーされている古い箱を使っていたら意味がないですよね。

そこで PivotCaches.Create を使って、最新のデータ範囲で新しいキャッシュ(箱)を作り直し、ChangePivotCacheでピボットテーブルの元データをその新しい箱に切り替えているのです。

切り替えた後にRefreshTable を実行することで、新しい箱の中の情報をもとにピボットテーブルを最新情報で再計算しています。

ピボットの更新は一見コードが複雑ですが、この仕組みのおかげで範囲ズレや集計漏れを防ぎながら、複数のピボットテーブルを一括で正しく更新できるようになっています!

6.まとめ

今回は私が実際に使っているツールを例に、ダッシュボードツールのポイントをお伝えしました。

毎月の集計作業を楽にしたい方は、ぜひこの記事を参考に「自分だけの売上管理ダッシュボード」を作ってみてください!

■︎自分だけのダッシュボードで業務効率化

今回ご紹介したダッシュボードのように、「元データを貼って更新ボタンを押すだけ」 のツールがあると本当に便利です。

売上の範囲がズレたり、誰かが操作を間違えたりする心配もなく、引き継ぎのたびに使い方を説明する必要もありません。

一度作ってしまえば毎月の面倒な作業を手放せるので、ぜひ自分仕様の仕組み作りにチャレンジしてみてください!

もし自分での作成に自信がない方は、以下よりお気軽にご相談ください♪

見積もり無料!超効率化!Excelマクロ開発します ルーティンワークの煩わしさに悩んでいる方へ

■汎用版ダッシュボードツール開発中!

今回ご紹介した「売上管理ダッシュボード」は、ご依頼いただいて作成したものをベースに改良したツールです。

現在、より多くの方に使っていただけるように、元データを入れ替えるだけでどんな現場でもすぐに使える「汎用版の売上管理ツール」を鋭意開発中です!

「自分で作るのはまだハードルが高い…」「すぐに使える形が欲しい!」
そんな方にも役立てていただけるように準備しています。

完成したらココナラやブログにて告知予定ですのでお待ちください!

\ Excelマクロ制作も承っています /

各種クラウドソーシングサイトにて業務効率化ツールの作成・カスタマイズを承っております。
ご相談・お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にご覧ください!

見積もり無料!超効率化!Excelマクロ開発します ルーティンワークの煩わしさに悩んでいる方へ